キャリアパスについてきちん向き合っていく

Posted on:2023-05-21

今年で38歳になる。20代のときはまだまだ先のことだと思っていたが、30代になってからは「あっという間に40代になるな」と感じるようになった。
そうなると、自分のキャリアパスについて考えることが増えてくる。

忘れないように、自分のキャリアパスについて書き残しておく。

キャリアパスについて

転職意思に関わらず、自分の10年・20年どうなっていきたいか・目標だったり、将来像を考えることは大事だと思う。
むしろ今まで、あまり考えてこなかったことに反省する。(ふわっと考えていたもののスキルの可視化や明確な目標にはなっていなかった)

すでに40代もすぐそこで 10年後は50代、20年後は60代になっている。
エンジニアとしてプレイヤーだけでやっていくことは難しい年齢だったりしている。
ずっとプレイヤーでやっていきたいという希望はあるものの、それだけではキャリアパスには直結しない。

たしかにエンジニアとしてスキルを磨く面で一つ技術に深く潜れば一つのキャリアパスにはなる。

しかし、自分の立ち位置のフロントエンドだけの技術だけでは、キャリアパスとしては限界がある。
理由はいくつかあるが、例えばReact一つとっても抜きん出ることはかなり難しいと思っている。
フロントエンド + なにかが必要だと思っている。

業務ではチームに所属して開発を行っているが、あくまでも1エンジニアである。
リードエンジニアだったりスクラムマスターだったりの経験を積む必要はあると感じている。

いますぐにリードエンジニアやスクラムマスターできますとは言えないものの、そういう経験はキャリアのなかで積んでいきたい。

経歴について

若い頃はあれじゃないこれじゃないと転職を繰り返していた。
この業界に入ってからは、前職・現職含めて5〜7年くらい在籍している。

技術の進歩や業務レベルは変わっているものの前職も現職も変わらず受託開発で行っているため、業界歴単独でみると長いと思っている。
受託がよかったことはドメイン(業種)に関わらず様々な業界の知見を得ることができることだと思っている。

受託がよいプロダクト開発がよいってことではないが、一度はプロダクトをしっかりコアからつくる or 関わることをやりたいのはある。
それがCMSなのか。はたまたまったく知らない業種のプロダクトなのか。

フロントエンド + なにか

自分はフロントエンドばかりやっているが特化しているかというとそうでもない。
フロントエンドに特化するというのは、かなり深く潜る必要があると思っている。

毎年アップデートされるJavaScriptの仕様やTypeScriptや様々なライブラリやフレームワークが登場している。
それらをすべてを追うことはできない。

自分は技術の情報収集が大好きで、つまみ食いすることが多かったりするタイプである。
つまみ食いのいいところ会話や技術選定などに役立つことが多い。

フロントエンドの領域は広く、好きな領域は深く入るように今後もしていきたい。
今見えてる部分だけでは、以下を特に意識していきたい。

  • Astro
  • Jamstack + Headless CMS
  • Vue.js(業務で使ってるので、深く知り情報収集はしなければならない)
  • vitest / jest / storybook
  • TypeScript

なにかについて

サーバサイド言語は、キャリアパスする上で一つ以上は深く潜っていきたい。

  • Golang
  • Python

このあたりを最近は興味があり、書いたり調べたりしてる。
まだGitHubにコードをあげていないのでここは時間見つめてやっていきたい。

AI / ChatGPT / 自然言語処理 / Copilot

なにかについては、ほかにも考えている。
例えば最近だとAIだChatGPTや自然言語処理などに興味がある。

プロダクトをつくる or プロダクトに入るかなどまったく漠然しているが、プロダクト + AIなどに興味がある。

先に書いた情報収集やストックするということは、ITを始めた頃から貯めることが大好きで今も続けてる。
若い頃は技術のみの収集だけだったが、30代をすぎる頃にはそれ以外もストックするようになってきた。

理由は、技術以外の知識を脳に貯めるのに限界を感じたからだ。
これはセカンドブレインって言葉を知る前にやっていたことだったりする。

パーソナルな情報をすべてクラウド(スマホ)に集約したいと思ったのがきっかけだったりする。
例えば、所有している道具(園芸や工具)に対しても、Notionにまとめたりしている。(細かいこというと釘のサイズでどのくらいあるかまでも整理している。笑)
このようにしておくことで、いざホームセンターにいったときにこの道具もってたっけ?とか必要な釘はもってるか?などを確認することができる。

脳に所有している情報を貯めずに生きることで、余計な容量を削減し別のところに脳を使えると思っている。当たり前のことなんだけど。

しかし、ここまではみんながやってたり思っていることだと思う。
自分はこれに対して、ストックは可能だが、それらをどう引き出すのかが重要だと思っている。
増えたデータをどのように活用するのもそうだが、ぱっと必要な情報を取り出すための検索性だったりが弱かったりする。

ようするに言葉(そこに脳を使わなければならない)が出てこないと、データを取り出せないよね?って思っててそれを補うのがAIだと思ってる。
これらを組み合わせて、情報の取り出しを効率化することができれば、自分の脳の容量を増やすことができると思っている。

そのため、なにかについて深く知っていきたいのはAIだったりする。

最近はChatGPTに壁打ちみたいなことが流行っているが、自分はコーディングのテストだしてとかしてレビューもChatGPTでやってもらったりしている。(勉強の一環)
このあたりはCopilot がいい感じに進化していくのかなとは思っている。

ChatGPTは、未知見なエラーだったりをちゃんと答えてくれる(間違いはある)から、素直に業務効率化にはなっている。

スクラム開発 / アジャイル開発 / リードエンジニア / VPoE

年齢もそれらになっているからという理由ではないが、スクラムマスターとかリードエンジニアとかにも興味がある。

スクラムマスターになってキャリアパスしていきたいという具体的には思っていないが、知識や資格だったりの勉強はしていきたい。
単純にチームに入った時に、知識や言葉がしらないと話ができないからだ。

今後どのようなキャリアになっていくかは明確ではないが、チーム開発で行っていくというスタイルは変わらず続けていくため知識は必要だと思っている。

この業界に入る前から啓発本だったりを読み漁ることが多かった。(今もそうだけど)
チームで開発する上で、スクラムの手法や考え方は決まっているがコミュニケーションは変わらず発生するため、人 = 人とのコミュニケーションはスクラムに限らず発生するから基本はここになっていく。

リードエンジニアやVPoEという職種にも興味がある。

リードエンジニアは、チームの技術的なリードをする人で、チームの技術的な方向性を決めたり、チームの技術的な課題を解決する人のことを指す。

リードエンジニアは、経験上バックエンドもフロントエンドもできる人が多いと思う。
これは単純にバックエンドの知識がないとインフラやAPIの仕様設計がフロントエンドだけの知識だけでは行えないからだと思ってる。
昨今ではリードフロントエンド(フロントエンド領域が広すぎる問題)だったりも存在するため、リードという形であればフロントに特化した職種もキャリアパスでもワンチャンあるかもしれない。
(そのためにはフロントエンドに特化しなければならない)

最近よく目にする VPoE という職種(Vice President of Engineering)がでてきたのをしる。
社内DXを推進だったり、様々なツールやSaaSが出ていることから必要なポジションだと思った。

VPoE は、技術部門の責任者で、技術部門の戦略を決めたり、技術部門の課題を解決する人のことを指す。

CTOと何が違うのか?って考えたけど、CTOは会社自体の技術戦略を考える立場で、VPoEは技術部門の戦略を考える立場だと思っている。
個人的の理解として、VPoEは部長クラスの立場だと思っている。

社内DXとか考えていなかったけど、エンジニアなので業務効率化だったりツールの選定だったりは昔から大好きなのでそういう部門で動いていきたいなと思ったりもする。
昔はただの新しいもの好き。ってことだったけど、いまだとドメインを理解したうえでの効率化を考えたいと思っている。

CMSの取り組みについて

CMSの取り組みについては、今後も続けていく。
Movable Type や microCMS が変わらず触っていきたいとは思っている。
最近 micro CMS触れてないから時間見てまた触っていきたい。

Movable Type も microCMSもCMSが好きなので、キャリアパスが変わっても続けていきたいと思っている。

ライフスタイルについて

現職も7年近く在籍してる中で、ライフスタイルも大きく変わった。
子供が生まれて、子供が小学生・幼稚園になったことや日々の出費は多く変わった。
また、最近だといろんなものが高くなってきている。(食費もなにもかも)

子供が0歳や1歳のときは違い、かかる経費も多くなってきた。
もともと療育だったりでお金がかかっていた部分はあったけど、最近だと習い事もやりたいだったりも増えてきている。

入社時期やコロナ前では月の出費は別世界である。
そういう面もあって、お金に関してはかなりシビアだ。(汗)

自分が子供のころ親が勝手に習い事をやらされたりしてテキトーにやっていたことが申し訳ないなって思い始めてる。
親になってから、やりたいことはやらせてあげたいと思うし、ちょっと不安だなって思うことは通わせたりしたい気持ちでてくるんだと学んだ。

しかし、あれもこれもやらせてあげたいがお金は無限にはない。
現状の給料でできる範囲でやらなければいけないが、自分の頑張り次第だなと感じている。

とはいえ、7年で家を買ったり妻が専業主婦だったりするためにかなり個人活動で稼ぐ必要がある。
同じレベルのエンジニアで同じ給料だとしても、家庭環境やライフスタイルは違う。

普通大中企業では社内評価だったりで、どれだけやったから今後はこっちの分野で活躍したいからそういう仕事やるとか給料相談を1on1でやるらしい。
実際どう評価されているかとかわからないのが現状ある。本来であれば社内のフィードバックは受けたいと思っているけど、人数や別々の案件だからそれは難しい。

いまのところ能力をあげる月の収入をあげるのは個人活動を頑張っていこうと思う。

個人活動

稼ぎを増やすってことがベースにはなっているが、個人活動をちょっと頑張ってみようと思ってる。
理由は2つある。

  • 本業以外での活動で自分のスキルを伸ばしたい
  • 月の収入をあげる

本業以外での活動で自分のスキルをあげたい

本業の業務でもスキルはあがるが、長くチームに在籍すると他の技術に触れなかったり他のナレッジ(他のチームでのやり方など)がたまらない問題がある。

また四六時中コードを書いているわけではなく、ドキュメントだったり調査が結構多かったりする。
ドキュメントで大切だけど、ドキュメントで一日終わることもある。

それ自体はエンジニアなので必須な業務だが、一つにプロジェクト以外も見てみたいというのがある。
いろんなドメインモデルをしることで、そこでの知見をナレッジ(手法)としてもっていきたいのがある。

月の収入をあげる

単純に生活レベルを戻したい(諸事情あり)ってのがある。
かかるものはかかってくるのは仕方ないが、今の収入でカバーするのは難しい。

これから40〜50代になっていくと単純にタスクを消化できるスピードも下がっていく。(体力的にも)
副業や個人の活動をがんばっても体力がって思うのだけど、いまのうちにやれることはやっておきたい感じはある。

子供も大きくなっていくうちに学費だったりも変わってくる。そのための貯金もしていかないといけない。
どこまでやっていけるかわからないけど、ここは大黒柱として頑張る。(体調管理はちゃんとせねば)

自分の活動はちゃんと書いていく

自分の活動はちゃんと書くようにしていくことを最近ちゃんと始めた。
オープンではないが、ポートフォリオだったりもちゃんと作った。Astorでw

自分の足りない技術への深さが足りないフィードバックをもらえたこともあり、最近ではzennのスクラップ機能を使ってちゃんと技術メモはアウトプットし始めた。

自分がどんなことをやってて、どんなスキルやコードをかくのかをちゃんと出していく活動をはじめた。

今後について

今後のキャリアパスや将来像を考えつつ、オープンにできる部分はしていこうと思っています。
他の企業のプロダクトについて聞いたり調べたり・なにがしていきたいのか自分の将来像を考えていきたい。

昔、社会人になりたての頃に父親言われた言葉で、ひたむきに努力をしていたら必ずだれかが評価し良い話が舞い込んだりする。教えてもらった。
(父親の場合は、大型特殊の免許をとることを先輩か上司に進められて、その後良い転職先を紹介してもらい採用された流れだったらしい)

努力 = 社畜感がベースになっちゃってる感はあるかもだけど、今後は努力を還元できるようにやっていきたい感じはある。