以前に物置前に平板を並べて道をつくりましたが、物置と仕切り石の隙間があり砂利でうめてましたが、コンクリとモルタルで綺麗に舗装したメモになります。
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手順
- 木材やレンガで養生
- コンクリートを作る
- 養生した枠の中にコンクリートを流し込む
- モルタルで仕上げする
- 固まったら木材やレンガを外して完成
- 木材を外した隙間に余った骨材を流し込む(隙間埋め)
物置下に木材を嵌めて養生する
まずは、コンクリ + モルタルが崩れないように物置の束石との間に木材を嵌めて養生します。
両サイドは余ったレンガを嵌めておきました。
下地用のコンクリートを作る
コンクリートは、砂と砂利(骨材)とセメントと水で混ぜたものになります。
土間コンなど範囲が広い場合は、生コン業者が必要ですが部分的に作る場合は上記の材料を練ることでかんたんに作ることができます。
骨材(こつざい、aggregate)とは、コンクリートやアスファルト混合物を作る際に用いられる材料である砂利や砂などのことを言う。 コンクリートの場合、主にセメントと骨材と水を混合して造られるが、骨材は体積比で7割程度を占める。
出典:骨材 - Wikipedia
今回くらいの使用用途であればインスタントコンクリ(ホームセンターなどで500円〜1000円くらいで購入できる)で作っても良いかもしれません。
今回は、平板や民地仕切り石を設置した際にセメントが余っていたので、砂と砂利の詰め放題をジョイフルエーケーで一袋ずつ購入して作りました。(1袋600円くらい)
調合比率
正確な割合は以下になるようです。
実際に計っていれることが推奨されますが、自分が使いやすいくらいの状態で調整しました。
大体、左官鏝にコンクリが乗っかるくらいの状態を目安にしました。
また、セメントの量が多くなると強度があがるそうです。
項目 | 調合比率 |
---|---|
砂利 | 6 |
砂 | 3 |
セメント | 1 |
水の量について
通常水の量は、セメントに対して50〜60%くらいが目安のようですが、実際は少しずつ足してはかき混ぜて調整しながらやりました。
このあたりは本来きちんとやったほうがひび割れなど起きづらくなりますが、今回は隙間埋めということでなんとなくでつくりました。
モルタルを作り仕上げする
モルタルは、砂ととセメントと水で混ぜたものになります。
今回は余ったインスタントモルタルで仕上げをしました。
項目 | 調合比率 |
---|---|
砂 | 3 |
セメント | 1 |
コンクリートが固まったタイミングで、上からモルタルを薄く敷いて左官で伸ばして仕上げしました。
こうすることでコンクリートのガタガタ感がなくなりきれいな仕上がりになります。
実際やってみましたがきれいな仕上がりにはならなかったのでもう少し修行が必要だと感じました。
費用
正確な費用を思い出せないのですが、だいたい下記の費用で済ませることができました。
項目 | 金額 |
---|---|
砂利 1袋詰め放題 | 600円 |
砂 1詰め放題 | 600円 |
セメント 1袋 | 400円 |
完成してみて
完成して数日経って確認しましたが、ひび割れとか少し出てますが初めてにしてはうまくできたかなと感じています。
また、今までは砂利で埋めてて自転車の出し入れがスムーズではなかったですが固めることでスムーズな出し入れができるようになりました。
とくに車とか重たいものを載せる場合は、鉄筋の格子をつくって強度があげる必要があります。
単純な道など重さに左右されない場所で、土だけの部分を有効活用できていませんでした。
これを機に道を作るときは、コンクリとモルタルのやり方を思い出して対応したいと思います。