園ジニア(園芸エンジニア)っていうハッシュタグで今年から活動しようということでブログも書いておこうと思います。
#園ジニア #園芸エンジニア
家を建て終わったら次は外構ということで自分でできることは自分でやるってことで始めてます。
普通に外構屋さんにお願いしたらちょっとしたことでも人件費などで数万数十万がかかってしまいます。
タイトルにあるように民地仕切石と平板を並べて、作った工程までをまとめてみました。
かかった予算はだいたい4万くらいでした。(民地仕切石の数は今回のアプローチ以外にも使用する予定なので多めに買いました)
資材と道具
資材も業者から譲ってもらえたものもあったり道具も持っているものをありますが実施するのに必要なものはこれくらいになります。使いやすい道具とかあれば作業も効率的にできるのかなと思いますがこだわるとお金かかってしまうので持っているもので対応しようと思いました。
あとホームセンターとかに行ったらレンタルとかあるので、そういうのを活用してみるのもいいと思います。
資材
- 民地仕切石:35枚 ※うち石カットが5カット 18,795円
- 平板:33枚:うち石カットが3カット 12,738円
- インスタントモルタル:3体 1,773円
- 目地砂(カラメジ:水をかけたら固まる砂) 2,678円
- 砕石詰め放題3体 1,611円
- 防草シート1m・4mくらい使用(外構業者さんから余ったものをいただけました)
- 平板の下に敷く土(こちらも外構業者さんから余った土をいただけました):大体3体から4体くらいあれば足りそうです
- 石カットトータル8カット 3,024円
- 木材(平板の土を均すときに使用するためある程度道の幅よりも長い木材が良い)
- 平板
- 目地砂(カラメジ:水をかけたら固まる砂)
- 民地仕切石 17kg・・・
道具
- 水平器
- スコップ
- 水糸
- 木材(水糸を張る際に使う土に刺す用)4本くらい(すでに決まった高さがあればレンガでも可)
- 左官鍬
- 左官鏝と目地用の左官鏝
- ゴムハンマー
- ゴム手袋と手袋
- メジャー
- 水糸
- タンパー(土や石を転圧するもの) 3,758円
- 剣先スコップ
- 鍬(民地石部分を削ったりする用)
- 木材:民地石同士の目地の幅を置く際にまっすぐか確認できるようの木材があれば可 ※大体1cmくらいのものであればなんでも良いと思います
その他道具一式
- フネ(モルタルをこねるための道具)
- バケツ2個くらいあれば可(モルタルを使うときは、洗い水が必要なので道具など使用したら浸かっておくと片付けが楽になるため)
- ブルーシート(少し大きめが良いです。砕石とかの資材をおくようです。土に砕石をばら撒くと使うときに無駄な土まで入ってしまうので)
- ほうき(目地砂をいれるときに使用)
平板と民地仕切石を置いた図面
どのようなアプローチをつくるか予めメジャーで測っておき、図面を作っておくと良いでしょう。
サイズ感などを把握した上で購入する民地仕切石や平板の数を決定します。
以下の図面赤枠の部分が、作業する範囲になります。
- 民地仕切り石:約20本(サイズ調整ように民地仕切石をジョイフルでカットしておきました)
- 平板:33枚
- 物置側民地仕切石:約6本
- 犬走り側:約10本
- 民地仕切石の間の民地仕切石:約3本
- 民地仕切石の目地:1cm程度
実際の図面では計算しましたが、実践になると微妙にずれがおきるのである程度余裕を思った計算が良いかと思いました。
図面のサイズで収まることは難しいです。(目地が均等にするのは難しいため)
工程
工程は結構多いんですが、大体幅1m長さ6m〜8mで10時間〜15時間くらいかかりました。
民地仕切石1つ17kgをトラックから下ろすのが大変でした。
- 道具の準備
- 民地仕切石を敷く部分にベースの水平の位置を決め水糸を張る
- 民地石の厚さより少し深めに穴を掘る
- 穴を掘った部分に砕石を民地石を置く部分に敷く
- 砕石の部分をタンパーを使い転圧をかける(これが一番たいへんかも)
- モルタルを練る(民地仕切石と砕石の間使う用)
- モルタルの上に民地仕切石を置く
- 次の民地仕切石を置くときは間に目地(モルタルでつなげるため)あける
- 水糸と高さが同じか確認且つ水平器で水平か確認する
- 全部敷き終えるまで7から9を繰り返す(モルタルがなくなれば6で練る)
- 民地石を敷き終えたら民地石の側面にもモルタルをつけて強度をあげる
- 平板を敷く土を転圧する
- 防草シートを敷く
- 防草シートの上に石が入ってない土をいれる
- 土を転圧する
- 木材(平板の厚さと同じ)を使い土を水平する
- 平板を決めた目地サイズで並べる
- 水平になっているか確認しながら調整する
- 目地砂をいれる
- 入れ終わったら初回の散水をする
- 仕上げの散水で完成
道具の準備
作業をスムーズに進めるために道具の準備や資材の配置とかをやっておくと良いと思います。
民地仕切石はかなり重たいので配置する箇所の近くに置いておくと良いでしょう。※モルタルを練ってからは時間との勝負ですので。
水糸を先に張っておき、水平の位置を準備段階でやっておきましょう。
- スコップやタンパーやメジャーなど必要な道具を出しておく
- 民地仕切石や平板は配置する箇所の近くに予め置いておく
- 民地石をおくところの水平を取る(左右の民地仕切石の間に平板をおくため水糸は左右地面からの高さをあわせる)
民地仕切石を敷く部分にベースの水平の位置を決め水糸を張る
まずは基礎となる水平の位置を決めて水糸を張ります。
この部分を怠ると仕上がりがガタガタになるためしっかりと水糸を張っておきましょう。
意外と水平と思っていても人間の目だけでは全体的にずれていきます。
- 民地仕切石敷く部分の両端に木の杭を刺す(ベースの高さがあればレンガの下から水糸)
民地仕切石の厚さより少し深めに穴を掘る
水糸を張り終わったら、民地仕切石を置く部分を掘っていきます。
深さは民地仕切石11cmよりも深く掘ります。民地仕切石の下は砕石とモルタルを敷くため水糸から15cmくらいの深さで掘りある程度転圧できる幅にしておきます。
穴を掘った部分に砕石を民地石を置く部分に敷く
掘り終わったら、次に少し大きめの砕石を掘った部分に流し込みます。
砕石の部分をタンパーを使い転圧をかける(これが一番たいへんかも)
砕石を終えたら、民地石が崩れないようにするためある程度の転圧をかけていきます。
防草シートを敷く
転圧完了したら、防草シートをしきます。
均すようの土をいれる
防草シートの上に均すようの土を入れます。土は石などが入ってないのが望ましいです。
このとき最初に紹介した木材を使うときれいに水平な状態で均すことができます。
平板を等間隔で置いていく
予めサイズを測り(目地の幅も計算に含め)平板を置いていきます。
民地仕切石をおいた際に測ったときよりも長くなってしまったからだとおもいますが、最後の方が少し足りなかったです。
目地砂をいれる
水を加えると固まる目地砂を買い、目地に流し込んだあとに散水します。 このとき、最初はさらっと流し1時間?くらい経って固まり始めたら仕上げの散水をします。
目地が固まって完成・感想
目地が固まったら完成になります。
初めてガッツリやって思いましたが、以下だけはちょっと失敗したなーと感想になります。
- 目地砂の固まるやつはひび割れとかでてくるので、ちょっと失敗したかもしれません
- 予め幅と長さとか測ったが、実際に作ってズレが生じるので資材は少なめに買って最後の仕上げで必要な足りない資材を買って平板などを切ったほうが良いです
- 民地仕切石の基礎はコンクリで作るべきです。モルタルだけでは費用もかかってしまうため基礎はコンクリで行うべきです
- 民地仕切石はマジで重たいので、やるなら一気にやったほうがいいです。
色々学べてたり失敗したりでしたが、使いやすいアプローチができて本当に良かったです。